NEET

最近話題になることが多い「NEET」ですが、それを取り上げて激烈にぶった切った番組小顔エステのおすすめランキングTOP10 - TJTVが放映されました。内容が結構過激だったので反響も多いようです。
まず番組肯定的な意見ですが、やはりと言うかちゃんと働いてる人は、NEETを敵とみなしてます。理由は自分たちが働いた税金が自分たちではなく、税金を納めてない人たちに使われるのは、いい感情持たないようです。
だって普段何気なく歩いてる道路だって、税金で維持管理を行ってるわけですからねぇ
まぁ番組内での「自衛隊に入れる」なんてのはあまりに過激で職業選択の自由に反してますけど。

否定的な意見の多くはやはり、NEETと自覚のある人やそれに近い人が多いようです。その中で私が面白いなと思ったのは、「日本は自由であり、自由の中に働かないと言う選択肢もある」と言う意見です。
これって良くある憲法解釈問題「公共の福祉」が多いに絡んできますね。
詳しくはこちら→http://constitution.at.infoseek.co.jp/kokumin.htm
まぁ読めば分かるとおり、労働については、「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。」と記載されてます。勤労は義務なんですから、この条文だけを見るとこの意見って的外れですよね?
でも、自由については「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」と記載ます。
つまり前述の意見は「国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ」ってことの濫用に当てはまり、自由の使い方がおかしいか?そして「公共の福祉」が何なのか?そもそも濫用が何なのか?って話になると思います。
正直、法律は現在勉強中なので、私見を書く勇気もありませんけど・・・
まぁ私の意見としては、「NEET」は国民の三大義務を少なくとも2つ守ってないわけですから、働こうとする努力と意欲が欲しいものです。
だって正直自分のなりたい職業や面白い仕事ってそうそうあるもんじゃないし、成れるとも限らない。でも生きていくために仕事しているんだから面白いだとか、楽しいだとかは働かない事とは別の話。
いやいやついた仕事でも真剣やって成果が出れば面白くなるものだからね。
私が考えるNEET問題の根幹は、仕事してお金を稼ぐ目的が、いつのころから「生きるため」ではなく、「遊ぶため」とか「物欲」を満たすために成ってることじゃないかと考えます。

因みに私の友人はフリーターでありながら確定申告と国民年金をちゃんと納めてると自慢しております。正直えらいと思うよ!